労働関係・社会保険関係の法令や人事・労務管理問題に関する
タイムリーな話題を取り上げていきます。
改革派の意向どう反映するか 経営トップとして腕の見せ所
 ひところお茶の間を賑わせた相撲界の暴力事件は、どうやら一段落といった模様です。この時の主役は貴乃花親方ですが、今回の相撲界の騒動を参考に「主流派」、「改革派」のいずれを支持するのか研究課題として注目されます。
 基本的な図式をみると、相撲界では暴力事件等が頻発、その背景には「相撲界特有の古い体質」があると指摘されています。
 「主流派」と「改革を掲げる少数派」の間で水面下のせめぎあいが続いていたようですが、それが理事の選挙等の形で表面に現れ、マスコミ等で大きく取り扱われていた感じです。
 職場の中でも、話題に上る機会が多かったのではないでしょうか。どちらを支持するかは個々人の判断ですが、経営者や上級管理職層の中には心情的に「秩序の維持」を重視する方が多いかもしれません。
 改革の必要性を否定するわけではないけれど、何事も適正な手順を踏んで行うべきであって、「目的さえ正しければすべてが許されるわけではない」という立場です。
 テレビドラマや映画の場合、改革派の人物を主人公に設定するケースが圧倒的に多いといえます。創造力・実行力にあふれた主人公が、「頭の固くなってしまった」守旧派に対して、真っ向から挑戦するというストーリーは、昔から大衆の喝采を浴びてきました。
 ドラマの中では黒白がはっきりしているので、観客も心置きなく主人公サイドを応援できます。しかし、現実の世界はそんなにすっきり割り切れるものではありません。
 「人の上に立つ人間」にとっては、「造反」への対処は避けて通れない研究課題です。社会全体が注視する中、協会主流派が、どのような解決を図るのか、お手並み拝見というところです。今回騒動の結果がどう転ぶにせよ、その成功・失敗の事例から、学習すべき点は多々あるはずです。
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