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過労死防止法は11月施行 対策推進協議会令も公布
過労死等防止対策推進法の施行日が、平成26年11月1日に決まりました。同法は今年の通常国会(第186回国会)で可決・成立し、平成26年6月27日に公布されましたが、施行は「公布から6月を超えない範囲で政令で定める日」とされていました。

過労死防止対策推進法は、「遺族・家族・社会にとって大きな損失である過労死等を防止し、健康で充実して働き続けることのできる社会の実現」を目的とします(第1条)。°

過労死等とは、「業務における過重な負荷による脳血管疾患もしくは心臓疾患を原因とする死亡もしくは業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡またはこれらの脳血管疾患もしくは心臓疾患もしくは精神障害をいう」と定義されています(第2条)。

第3条では、国が過労死等の防止のための対策を講じる責務を有し、地方公共団体・事業主もそれに協力するよう努める義務を負うと規定しています。

政府は「過労死等の防止のための対策に関する大綱」を定めますが、そのために厚生労働省内に「過労死等防止対策推進協議会」を設置します。

協議会の委員は、過労死した方の遺族を代表する者および労働者・使用者を代表する者、過労死に関する専門知識を有する者により構成されます。

今回、法律の施行日を定めると同時に、対策推進協議会の運営に関する施行令も公布されました。
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